バンコクデータ通信事情【VPNシム】ってどんな感じ?
タイのデータ通信用プリペイドシムの話である。
去年まではAISのオントップパッケージでInternet Non-Stop 4Mbps通信量無制限一年間2500バーツというパッケージを使っていた。
6Mbpsだと3500バーツだが4Mbpsで十分使えた。通信量無制限なので月々支払うパッケージよりもはるかに安かった。
今年も同じパッケージを購入しようと思い、AISアプリ内でもわかりにく~い場所にあった人知れずお得なパッケージの購入コンファームボタンを押そうとしたら20GB/Monthsの文字と何やら見慣れない但し書きが書いてある。
なになに~?。
一ヶ月20GBまで使えるけどそれ以上はスピード制限がかかって128Kbpsになりますよ~って書いてある。
クソッ!!
いつのまに!
やはりこのようなお得なパッケージはいずれ人々に知れ渡ってしまいこういう事になるのだ。調べたら今年の6月ぐらいからこっそりと条件が変わったそうだ。
危ない危ない。
以前お得なパッケージを探した時、Trueで似たようなパッケージがあったと思ったがホームページを探しても見当たらない。
正規販売ではないシムもたくさんあるのでLazadaとShopeeで検索してみる。
正規販売ではないTrueの"シムテープ"というシムが4Mbps無制限一年間が定価2500バーツのところ2000バーツ以下で売っていたが、それよりも安くて速いのが、ありましたありました!
Dtacシムを使ってVPN接続アプリでデータ通信出来るやつだそうだ。
10Mbpsのスピードで無制限。スマホにVPN接続用の専用アプリをインストールして使うそうだ。
1年間でお値段なんと880バーツ! ただし毎月Dtacシムに50バーツトップアップしなければいけないそうだ。それでも一年で1,480バーツ。
断然お得である!
Shopeeで注文する前に販売元にLINEで直接問い合わせて使い方を色々聞いたところ、Shopee通さないで今銀行に振り込んでくれれば送料込みで800バーツでいいよというので即購入。
(後にもっと調べたら10Mbpsで500バーツで売っているところがあった)
ところがこのVPNシムというやつ、
曲者であった。
ラインで送られてきたリンクでアプリをダウンロードしたものの一向に繋がらない。
繋がりませんと販売元にLINEでクレームを入れるとDtacのパッケージ設定の問題らしく、*165*1#を発信しろといってきた。
それでも繋がらない。
今度は100バーツトップアップしろと言われる(既に50バーツチャージしてある)。
そしてやっと繋がる。
スピードは下り4Mbps前後ぐらいしか出てないがまあそんなもんだろうと諦める。
また繋がらなくなる。
今度は新しいアプリに変わったという。
(だったら連絡ぐらいして)
また繋がらなくなる。
100バーツトップアップしろと言われる。
そしてまた繋がらなくなる。
今度はアプリをアップデートしろとのこと。
新しいVPN接続設定にアップデートしたら今度はテザリングが使えなくなる。
色々スクショ送ったりしてクレーム入れるが向こうもなぜだか分からないらしい。
色々実験してみたがどうもこれもDtac側のパッケージ設定の問題らしい。
テザリング可能なパッケージにすると使えるがデータ通信料金ががかかってしまい結局高くついてしまうのでテザリングは諦めた。
結局月200バーツ以上支払っている。
おまけにDtacなので地方のちょっと辺鄙なところに行くと4Gどころかアンテナも立たない。
一事が万事こんな感じである。
データ通信のことだけでいつも頭が一杯でイライラしてしまう。
もうやめよう。
素直にTrueのシムテープ買います。
それでもAISよりずいぶん安いです。