タイハーブ文化の真骨頂《アバイブーベ》 国立病院謹製の逸品
アジアには医食同源という概念が古代からあり、現代でも西洋医学を凌ぐほどの信頼と実用性があります。
中国の漢方医学のような考え方や医食同源という概念は東南アジアにも古くからあり、タイでは《サムンプライ》という薬効成分を含む野菜、つまり薬草（ハーブ）が市場で普通の野菜として売っています。
その時の体の調子によって体にいい野菜を市場で容易に選べるわけです。
病院での医療つまり西洋医学は東南アジアではとんでもなくお金がかかります。
ではどうするかというと日頃から病気にならないように食生活から病気を予防したり治療したりするわけです。
そういった考えは昔の日本にも有ったわけですが、最近ではそういった知識がある人も極端に少なくなっています。
それに比べるとタイでは結構若い女性でもかなり詳しく、常識的に野菜の効能を知っています。
特に東北地方などの地方出身者は小さい頃から日常的にそう行った知識を叩き込まれているようです。
行政レベルでも民間でそのような食文化的地盤があることから、薬草やハーブ類には特別な政策がとられているようです。
そういったタイの薬草文化の中でも特に信頼度がありオーガニック製品として商業的にも成功しているブランドがあります。
タイ国立「チャオプラヤー・アバイブーベ病院」のブランド「アバイブーベ」です。日本では考えられませんが国立病院が独自ブランドで商品を販売するスタイルです。
古くから研究され商品開発はしていましたが最近は特に需要が高まってきたようで、バンコク都内でも取扱店が増えています。
特に日本人には人気があるようで日系の薬局やスーパーでも取り扱いがあります。
直営店はBTSスラサック駅前「タイCCタワー」1階にあり、地味な感じで古くから営業しています。
その商品のバリエーションたるや凄まじい数でサムンプライ由来の製品が所狭しと並んでいます。売れ筋商品は日本語の説明がある商品もあります。
ここを訪れる日本人の客はお目当ての品が決まっていることが多く、数人訪れると棚から商品が一瞬無くなってしまうほどの人気商品もあるそうです。
でもご安心くださいバックヤードに大量に在庫してるそうです。
人気がある商品はマンゴスチン洗顔フォームやシャンプー、コンディショナー、スキンケア用品など、肌に直接に影響が感じられる商品に人気があります。
それだけ使用感がよく副作用も少ないということなのでしょう。
最近は特に日本人からの人気は凄まじく、何年か前には東京新宿のマルイアネックス5Fにも小さいながら店舗を構えるほどになりました。
しかしながらこちらの日本仕様の製品は使用するハーブの栽培畑自体が特別に管理された日本向け完全無農薬オーガニック仕様の畑で、製品自体がタイで売っているものとは全く別物だそうです。
実際パッケージもタイ国内版売品と比べると抜群に垢抜けています。
タイにしては珍しく、しっかりとマーケティングできているようです。
タイで売っている、ちょっと雑な、しかしながらもの凄く効果ありそうなパッケージとはまた違っていて、ちょっとしたプレゼントとして日本人女性にあげても決して恥ずかしくないパッケージになっています。
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